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キヤノン、デジカメ世界出荷2600万台に上方修正へ・08年

キヤノンはデジタルカメラの世界出荷計画を上方修正する見通しだ。2300万台を見込んでいた2008年の目標台数を最大で05年比5割増の2600万台に引き上げる可能性がある。世界的に買い替え需要が高まり、市場の拡大が見込めるとみており、開発・生産体制を強化して世界首位を堅持する。
 目標の上積みを検討するのは日米欧で高機能機へ買い替える動きが広がっているうえ、中国、ロシア、インドなどBRICs市場の成長が見込めるため。キヤノンは08年のデジカメ市場は05年より2000万台多い1億台を超えるとみている。
 直販や代理店など各地の販売チャネルは大きく変えないものの、9月上旬にロシアのモスクワで単独展示会を開催するなど、新興市場での販売をテコ入れし始めた。出荷増には子会社の大分キヤノンなどでの増産で対応する見通し。

2006年10月5日/日本経済新聞 朝刊