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シャープ、デジカメ用に1200万画素CCDを開発

シャープは8日、コンパクトタイプのデジタルカメラ用に業界最高水準の1200万画素のCCD(電荷結合素子)を開発したと発表した。コンパクト機で一眼レフカメラ並みの画像が撮影できる。来年1月から量産出荷する。これまでは1000万画素が最高だった。

 微細加工技術を改善し、1.88マイクロ(マイクロは100分の1)メートル角の画素セルサイズに仕上げた。業界最小クラスとしている。

 発売する1.7分の1型CCDは「RJ21Y3DA0ET」と「RJ21Y3BA0ET」。価格は7500円と7000円(サンプル価格)。コンパクト機でもA4判やA3判で高精細出力ができるようになる。 (21:00)

日本経済新聞 - 2006/11/8