月曜日

ソニーもカジノロワイヤル(ほんのちょっとネタばれ)

先日所用で、ロンドンにある老舗百貨店ハロッズに行ったら、007シリーズの映画『カジノ・ロワイヤル』を大々的にフィーチャーしたキャンペーンをやっていました。


ショーウィンドウに、映画のシーンを再現して、ドレスやワインなど、映画で登場する小道具のうち、ハロッズで購入できるものについては、その店舗を紹介するという企画です。ショーウィンドウを覗いていたら、ソニー『VAIO』やソニー・エリクソンの携帯電話も展示されていました。この映画の製作がソニー・ピクチャーズということもあって、ガジェット類はソニー製品で統一されているようです。また、ハロッズの4階には、ソニーの製品を揃えたショップもあるんですよ。


んで、イギリスで16日に公開された『カジノ・ロワイヤル』観てきました。前半にアクションのシークエンスが2つあって、その後、カジノのシーン、そして最後のアクションという構成ですが、カジノのところが、ちょっとだれた感じがするのが残念でしたね。まぁ、全体としては、楽しめましたが。ソニーの製品は、ジェームズ・ボンドの秘密兵器というようなものは無くて、駐車場の監視カメラのデータを記録するメディアがBlu-Rayだったり、登場するパソコンがVAIOだったり、観光地で撮影するデジカメがソニー製だったり、携帯電話がソニー・エリクソン製だったり、という程度でした。これが直接セールスに結びつくとは思わないですけれども、ブランドや製品をアピールするのには、映画というのは、とても効果的だと思います。

あと、困った時の携帯電話、という感じで、携帯電話を使うシーンは、かなり多かったですねぇ。携帯電話に残されたテキスト・メッセージが、ストーリーのカギを握っていたり・・・。そして、007の味方は、ソニー・エリクソンの携帯電話を使い、敵方は他社製の(ように見える)携帯電話を使っている、という設定かと思っていたら、最後に意外なドンデン返しがぁ?!
ITmedia - 2006/11/19