第62回 一眼レフとレンズの関係
今回は、デジタル一眼レフでどこまで広く撮影を楽しめるか、ということでレンズに注目。超広角レンズ、超望遠レンズ、マクロレンズの3つであれこれ撮って違いを見てみよう。
今回は、デジタル一眼レフはどこまで広く撮影を楽しめるか、ということで、普通の人がボーナスで買えそうな(つまり、何十万円もする、重さが3キロとか4キロとかあるプロ用高級レンズ以外の)レンズの中から、広角のレンズ、超望遠のレンズ、近寄ってでかく撮れるマクロレンズの3つを選んであれこれ撮ってみた。
50?500ミリで超望遠の世界
望遠レンズはその気になればとんでもない値段のものがある。たとえばニコンの「600mm F4D」(Ai AF-S Nikkor ED 600mm F4D II(IF))というレンズは126万円、キヤノンの「EF600mm F4L」(EF600mm F4L IS USM)というレンズは135万4500円だ。EF600mm F4Lにいたっては重さも5キロ以上。使うのはもちろん、そういうレンズが仕事で必要なプロや道楽者。持ち歩くだけでも大変だ。
しかし500ミリクラスでもちょっと暗いズームレンズなら普通の人でもなんとか手が出る。シグマの「APO 170-500mm F5-6.3 DG」ならF6.3とちょっと暗いが、重さも1.35キロで価格も9万4500円。
また、同じくシグマの500ミリレンズでもう少し明るい「APO 50-500mm F4-6.3 EX DG」なら17万3250円で重さは1.84キロ。この2つはキヤノン、ニコン、ソニー(ミノルタ)、ペンタックス用が用意されてるので自分のカメラに合ったマウントのものを選べばいい。
タムロンの「SP AF 200-500mm F/5-6.3 Di LD[IF]」は13万6500円で、重さは約1.23キロ。ニコン用、キヤノン用、ソニー(ミノルタ)用が用意されている。
ITmedia - 2006年12月6日
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