沖電気とベンチャー、新製法でデジカメの「目」量産
沖電気工業は技術開発ベンチャーのザイキューブ(東京・中央)と組み、7月にも貫通電極と呼ぶ新製法でデジタルカメラの「目」に当たる撮像素子の量産を始める。2008年までに両社で約50億円を投じて製造ラインを整備。部品の小型・薄型化が容易なパッケージ技術として、カメラ付き携帯電話など向けに売り込む。
新製法はシリコンウエハーの裏面に電極を直接取り付ける。極細の金線(ワイヤ)を素子の周囲に張り巡らせる従来の製法に比べ、基板上での素子の占有面積を抑えられる。機器の小型化が可能でコストも削減できる。
日本経済新聞 - 2007/1/19
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