デジカメ・ビデオ部品をベトナムで増産
デジカメ・ビデオ部品などの電子部品製造の土佐電子(高知県土佐市、辻韶得社長)はベトナムでビデオ・デジタルカメラ部品などの電子部品を増産する。デジタル関連需要が世界的に好調なためで、3月に月産50万個だったカメラ部品の生産量を年内に同90万個に増やす。眼鏡のレンズ測定器の部品も増産する。新たな部品受注をにらんで、第2工場建設の検討にも入った。
全額出資子会社の土佐電子ベトナム(ホーチミン市)が運営する工場で増産する。カメラ部品はレンズを動かすためのもので、日立製作所グループの日立ハイテクノロジーズ(東京・港)に納入している。
増産に伴い、測定器や工具など装置・備品類などに約600万円を追加投資する。眼鏡レンズの度数などを調べる測定器の部品は3月は月産150個だったが、4月から200個に引き上げ、国内の企業向けに販売する。
日本経済新聞 - 2007年4月5日
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