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ソニー、デジカメ8機種を無償修理へ

 ソニーは24日、過去に出荷したデジタルカメラ8機種で不具合が発生する可能性があるとして、無償修理の受け付けを始めると発表した。内製する中核部品、CCD(電荷結合素子)の品質不良が原因。昨年10月に同様のトラブルでデジカメなど計20機種の無償修理に乗り出したが、今回の8機種は対象外だった。

 原因はソニーが2005年8月までに製造した一部のCCD。素子の封入に使う接着剤に予定外のヨウ素が含まれており、高温多湿の環境で使うと腐食が進み、まれに画像が乱れたり、撮影できなくなったりするという。

 対象は「DSC?F88」「DSC?M1」など8機種。問題のCCDはほかのカメラメーカーにも供給している。ソニーは供給先メーカーの製品でトラブルが発生した場合には「個別に(費用負担などの)対応を考える」としている。 (21:00)
日本経済新聞 - 2006年11月24日