8?12月のPC&デジカメ分野ニュースランキング】デジ一眼新製品、ソニー電池問題に関心
デジタルカメラ市場が一眼レフの新製品ラッシュに沸き、ソニー製リチウムイオン電池の発火問題でパソコン業界に激震が走った2006年下半期。今年8月から12月中旬の「IT PLUS」PC・デジカメジャンルのアクセス数ランキングでは、この2大トピックを伝えたニュースが軒並み上位に入った。
1位 ニコン、1020万画素のデジタル一眼レフカメラ「D80」・9月1日発売(8月9日掲載)
2位 ソニー、12.1インチ液晶で世界最軽量の新型「VAIO」・ビジネス市場に本格参入(11月1日掲載)
3位 キヤノン、1010万画素の初心者向け「EOS Kiss」発売・ソニー「α」を迎撃(8月24日掲載)
4位 デル、ノートパソコンのバッテリー400万本をリコール・ソニー子会社が製造【WSJ】(8月15日掲載)
5位 ソニー製電池の不具合、「金属粉」以外の原因も(10月18日掲載)
6位 ターボリナックス、パソコンの設定情報を持ち運べる携帯端末(11月21日掲載)
7位 ソニーも1000万画素超えるコンパクトデジカメ発売(9月11日掲載)
8位 バッファロー、USB接続のワンセグチューナー(9月21日掲載)
9位 輪島塗にアルミボディの「究極キーボード」・PFU、52万5000円で発売(10月12日掲載)
10位 「リチウムイオン電池発火問題、原因解析不十分だった」ソニーが初めて会見(10月24日掲載)
アクセス数でトップだったのは「ニコン、1020万画素のデジタル一眼レフカメラ『D80』・9月1日発売」だった。デジタル一眼レフカメラの新製品発表を伝えるニュースは「キヤノン、1010万画素の初心者向け『EOS Kiss』発売」も3位に入っており、読者の関心の高さが浮き彫りになった。
ソニー・松下電器産業の2社が相次いで一眼レフ市場に参入した今年7月を「家電メーカーの総攻撃開始」の月と位置づけるならば、ランキングの集計対象となった8?12月中旬は「カメラメーカー逆襲」のシーズンと表現できる。一眼レフ市場でソニーは7月単月で21.3%のシェアを奪ったものの、10?11月期は7.8%に低下しており、逆にキヤノンが50.3%、ニコンが32.6%と巻き返しに転じている(いずれもBCN調べ)。
日本経済新聞 - 2006/12/28
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