キヤノン:全国28カ所で写真用プリンタをアピール
キヤノンは、全国28の省と市でプリンタのキャンペーンイベントを行なう。
今回のイベントは、これまでの北京市、上海市、広州市に加えて、全国の主要都市28カ所でも行なわれる。新製品多数を展示する他、ユーザー向けの体験コーナーやデジタル製品に関するセミナーが行なわれる。キヤノンは、この2年間で大都市の総代理店を廃止、販売チャネルを多様化したことで売上が伸び、この経験を生かして地方都市の新市場を開拓する。
中国の市場調査会社・易観国際(analysys)のデータによれば、中国のプリンタ市場は、米ヒューレット・パッカード(HP)、エプソン、キャノンが上位3社。官需要に支えられているHPとエプソンに対し、キヤノンは民需主導のデジタルカメラ市場での戦略を進める。中国では店頭での現像価格が安いため、家庭プリントの需要はまだ少ないが、今後はデジカメ対応プリンタの販売に力をいれ、シェアを伸ばす方針だという。(編集担当:入澤可織)
中国情報局ニュース - 2006/12/1
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