金曜日

デジカメ生活者情報マーケティングデータ

携帯電話はカメラつきが当たり前の時代、300万画素を超える高画質なものが付属しているモデルもある。またブログなど日常の出来事を写真日記として保存できるシステムやネットオークションの普及から、カメラの利用は増加傾向にあると言って良い。40代のインターネットユーザー男女各150名、計300名の回答を集計した結果、2?3年前と比べてカメラを利用する頻度が「増えた」は5割弱、「減った」の2割強を大きく上回った。旅行やイベントなどでは利用することが多いのはコンパクトタイプのデジカメがトップだったが、日常生活の中では携帯電話のカメラが圧倒的に多かった。また男性は一眼レフタイプの利用も目立った。

◆カメラはフィルムからデジタルへ、主役は完全交代

 これまでに利用したことのあるカメラのタイプは『コンパクトデジカメ』が最も多くほぼ9割、『フィルムコンパクトカメラ』が8割半ば、『レンズ付きフィルム(使い切りカメラ)』が8割強、『カメラ機能付き携帯電話・PHS』が8割弱となった。2位となった『フィルムコンパクトカメラ』、また、『レンズ付きフィルム(使い切りカメラ)』、『フィルム一眼レフカメラ』(5割強)といったフィルムを使うカメラの利用は、全年代中でいずれも最も多かった。

 最近1年間に利用したのは『コンパクトデジカメ』が最多で、男性で8割半ば、女性で8割弱。『カメラ機能付き携帯電話・PHS』が男性で6割半ば、女性で7割強、『レンズ付きフィルム』が男女とも1割半ばだった。男性は『フィルム一眼レフカメラ』が2割弱、『デジタル一眼レフカメラ』が1割半ばを占めた。


C-News - 2006/12/14