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地デジ全国放送の開始に録画市場拡大の予感 ? RWPPIが第40回定例会議を開催

RWプロダクツ・プロモーション・イニシアティブ(略称 RWPPI)は、2006年最後の開催となる第40回定例会議をシャープ(株)幕張ビルにおいて開催した。

はじめにRWPPI代表のパイオニア(株)相澤氏が登壇し、挨拶を行った。相澤氏は2006年の活動を振り返りながら「今年はRWPPIの活動の軸を、大規模なイベントへの出展によるフォーマットのプロモーション活動から、RWPPIが主催するラウンドロビンテストの活動強化へシフトさせてきた。この成果が結実し、DVD-RW/DVD-Rフォーマットにおける互換性への認識を世界規模で高めることができた。今後もユーザーにとって、より信頼性の高い商品が提供できるよう、RWPPIとしても努力を重ねていきたい」とコメントし、今後の抱負を明らかにした。

相澤氏に続き、RWPPI副代表のシャープ(株)千葉氏が登壇した。千葉氏は12月1日から全国放送がスタートした地上デジタル放送への期待を示しながら、「全国放送の開始により、当社の研究施設でもフルにデジタル放送を受信しながら商品開発や研究を行える環境が整った。今後もさらにハイビジョンレコーダー関連、薄型テレビ関連のパフォーマンスを高めながら、業界の発展に尽くしていきたい」と抱負を語った。

また、この度RWPPIに新たな会員として加わった、ノア・テクノロジーズ・インターナショナル(株)高梨氏が紹介された。高梨氏は光ディスク関連の技術コンサルティングをはじめとした同社のビジネス概要を説明するとともに、今後メンバーとしてRWPPIの活動に意欲的に関わっていきたいとし、意気込みを語った。

続いてラウンドロビンテストのヘッドチェアマンである、パイオニア(株)石井氏が登壇し、テストの近況報告を行った。

Phile-web - 2006年12月7日