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マイクレル、デュアルLDOレギュレータを発売 - 携帯電話での使用も想定

半導体メーカである米Micrel Semiconductorの日本法人であるマイクレル・セミコンダクタ・ジャパンは、外形寸法が1.6×1.6×0.6mmと小型のデュアルLDO(低ドロップアウト)リニアレギュレータ「MIC5335」の量産出荷を開始した。1チャネルあたりの出力電圧は3mA、ドロップアウト電圧は75mV。

RF回路の電源設計においてはノイズを抑えるために高いPSRR(電源リップル除去比)が求められるが、本レギュレータは周波数1kHzの場合に65dB以下であり、携帯電話のRF部などにも使用できるという。また、デジカメやビデオカメラの画像センサ部などにも用いることができるという。

起動時間は30μs、電流制限機能や過熱保護機能を備えている。動作温度は-40度から125度。パッケージは6ピンのMLF(Micro Lead Frame)とCSP(Chip Scale Package)の2つを用意している。1,000個購入時の1個あたりの価格は0.75米ドル。

MYCOMジャーナル - 2007年1月11日