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デジカメ用画像センサー新工場キヤノンが550億円投資

デジカメでキヤノンはデジタルカメラの基幹部品である画像センサーの内製化を進めるために、2008年の7月に神奈川県川崎市内に新工場を建設すると発表しました。約550億円かけて画像センサーの生産能力を倍増させて、一眼レフの需要の増加に対応させる。ほかに外部で調達していたコンパクト型向けセンサーの一部を内製に切り替えてコストの競争力を高める方針です。画像センサーはデジカメの性能やコストを左右する大切な部品で内製化を加速させて、世界の首位のシェアを固めたい考えのようです。

デジカメの画像センサーを増産するのは光をデジタル信号に変換する「CMOS(相補性金属酸化膜半導体)」と呼ばれるセンサーです。神奈川県の川崎事業所内に開発の機能を備えた新工場を2008年夏に稼働させる計画のようです。キャノンの川崎市内の新工場の年間の生産能力は約300万台(デジタル一眼レフ換算)と、画像センサーの唯一の拠点である神奈川県の綾瀬事業所(神奈川県綾瀬市)とほぼ同じ規模になる計画です。

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