金曜日

コンパクトデジカメの2006年を振り返る

デジ一眼ブームの中、停滞感を漂わせつつあるコンパクトデジカメ。光学式手ブレ補正と高感度撮影が定番化したが、それも一段落。今年の目立ったトピックを取りあげながら、“次の一手”を想像してみた。
 今年も数々のデジタルカメラが発売された。デジタル一眼レフカメラは相変わらずの人気で、新機種も多く発表され、市場も着実に拡大している。そうした中、“打ち止め”と言われ始めているのがコンパクトデジカメだ。

 最近では光学ズームが搭載されたモデルが登場するなど、カメラ機能の本格化する携帯電話の手軽さに押され、また、デジタル一眼レフの低価格化にも押され、コンパクトデジカメはその立場が揺らぎ始めているのが現状だ。

 今年、コンパクトデジカメは光学式手ブレ補正と高感度撮影が定番化したことで、使い勝手は飛躍的に向上した。ただ、それも一段落しつつあり、各社は新たな機能や要素を模索する必要に迫られている状況だ。今年の目立ったトピックを取りあげながら、その“次の一手”を想像してみたい。

ITmedia - 2006/12/29