デジカメ一眼、“基本三要素”を理解してレベルアップ
シャッターボタンを押せば、カメラ任せでそれなりにきれいに撮れるコンパクトデジカメ。一眼レフデジカメも同じようにカメラ任せで手軽に撮れるが、それだけでなく「こう撮りたい」という撮影者の意図にも応えられる点が最大の魅力だ。
ただし実際の撮影では、「こう撮りたい」という自分のイメージに合わせるため、カメラの設定を変更する必要がある。そのためには、「シャッター速度」「絞り」「感度」の3つの設定の関係を理解しておきたい。
写真撮影で一番大事なのは、正しい「露出」で撮影することだ。露出とはカメラが捕らえる光の量のこと。露出が適正だと、色鮮やかできれいな写真が撮れる。しかし、露出不足だと暗い写真に、露出オーバーだと明るすぎて全体的に白っぽい写真になる。
この露出を決定する要素が、シャッター速度、絞り、感度の3つだ。最適な露出をコップ一杯の水に例えると、シャッター速度は水が貯まるまでの時間、絞りは蛇口の開け具合、感度はコップのサイズになる。
nikkeibp.jp - 2006年12月18日
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