デジカメや携帯でコンテンツを共有するモバイルサーバ登場
携帯電話やデジタルカメラ、ゲーム機間で、PCを経由せずに音楽や写真、ビデオなどを共有するためのカードサイズのモバイルコンテンツサーバが登場した。
米Agere Systemsは12月18日、音楽や写真、ビデオなどのデジタルコンテンツを、PCを経由しなくても家電間で共有できるモバイルコンテンツサーバ「BluOnyx」を開発したと発表した。同社はBluOnyxを、2007年1月8日から米ラスベガスで開催される「Consumer Electronics Show」(CES)において、アポイント制で公開する。
携帯やゲーム機などやPCから、BluetoothやWi-Fi経由でBluOnyxに接続、ほかのデバイスにコンテンツを送ることができる。またはUSBケーブルやSDカードの利用によるサーバへのデータ転送も可能だ。
BluOnyxサーバはクレジットカード程度の大きさ(90ミリ×60ミリ、厚さは記憶容量により6ミリ?15ミリ)で、携帯電話を使って操作する。サーバそのものにはディスプレイはないが、サーバのコンテンツは携帯、PC、テレビなどの画面に表示することができる。容量は1Gバイトから40Gバイトまでで、40Gバイト版の重さは140グラム。
ビデオを複数の携帯電話にストリーム配信したり、写真、ビデオ、電子メール、文書などのバックアップをサーバで取ることができる。ネット接続機能のない携帯電話でも、同サーバを経由すればネット接続が可能となる。価格は記憶容量により、99ドルから250ドル程度となる見通し。
ITmedia - 2006年12月18日
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