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オリンパス、歯科分野に参入・デジカメ技術を応用

オリンパスは13日、デジタルカメラ技術を応用して歯科分野に参入すると発表した。デジカメ付きの小型端末で患者の歯を撮影すると、差し歯や詰め物の最適な色合いや明るさを自動的に選び出す業務支援システムを21日から国内販売する。

 歯科関連機器販売のペントロンジャパン(東京・品川)が国内販売代理店。価格は79万8000円(税抜き)。初年度250セットの販売を目指す。欧米でも代理店を選び来年発売する。現在、差し歯などの色合わせは歯科医の目視に頼っている。同社は同システムが目視より色ズレなどの問題が起こりにくいことをアピールし、5年後に世界で売上高30億円を目指す。 (19:00)


日本経済新聞 - 2006/11/13