月曜日

新城小発表会で太田白雪力演


新城小学校(原田純一校長)は、25日午前9時から新城文化会館で学習発表会を開き、校庭に残る句碑にちなんで新城が生んだ文化人・太田白雪(1661?1735年)の生涯を6年生が演じた。

 同校は、1576(天正4)年に築城された新城城跡地にあり、1872(明治5)年の新城郷学校が前身で1887(同20)年に尋常小学新城学校として開校、来年が創立120周年。

 このため、新城にかかわる歴史や人々を子供たちが勉強している。同日の学習発表会では、6年生が校庭の句碑「籾蒔(もみんま)きや かろくは踏めど 足の跡」の句を残した太田白雪の生涯「新城に過ぎたるもの?太田は九節・その生涯」を発表した。

 会場には、父母のほか地域のお年寄りを招待して観賞してもらった。学習発表会では、金管バンド演奏、「ごんぎつね」の朗読発表、リコーダー演奏や2年生の劇「なんでもロボット」など。

 元気いっぱいの舞台発表に会場から盛んな拍手がわいた。6年生の太田白雪の生涯を描いた劇は、お年寄りの多くが知っていることから、熱演をカメラに収めようとビデオやデジカメで撮影していた。

東海日日新聞 - 2006年11月25日