女性・団塊を狙い撃ち 松下、デジカメ春モデル6種
松下電器産業は31日、デジタルカメラ「ルミックス」シリーズの春商戦向け新商品6機種を2月9日から順次発売すると発表した。
団塊世代を意識し大型液晶モニターを採用したモデルや若い女性がスタイリッシュに使いこなせる世界で最も薄いモデルを投入するなど、ターゲットとなる世代を明確にしたのが特徴だ。
業界初の団塊世代向けという「DMC?TZ3」(実勢価格4万7000円前後)は、新開発した同社として最も薄い約0・95ミリのレンズを搭載。横105ミリ、縦59・2ミリ、厚さ36・7ミリという、光学10倍ズームレンズ搭載機種では世界最小を実現。
被写体や撮影した写真が見やすい3・0型の大型液晶モニターも採用した。 若い女性を意識した「DMC?FX30」(同4万円前後)は、厚さがわずか22ミリ。広角28ミリレンズ搭載機種では、世界で最も薄いという。
このほか、全機種に、ブレ防止機能として被写体の動きの速さや大きさを検知し感度などを自動調整する独自の機能を搭載した。6機種合計で月産14万台を予定している。
同日の発表会に臨んだパナソニックマーケティング本部の平原重信副本部長は、「デジカメの絶対的前提条件である小さな本体に、機能を凝縮した」と自信を示した。
フジサンケイ ビジネスアイ - 2007年1月31日
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