最新デジカメクロスレビュー:ニコン「D40」
ニコンの「D40」は、これまでのローエンドモデル「D50」の後継となるデジタル一眼レフカメラだ。撮像素子は有効610万画素と控えめだが、ボディーや標準ズームレンズを大幅に小型化したうえ、一眼レフカメラになじみのない人に対しての使いやすさを追求するなど、コンパクトデジカメユーザーの取り込みを図ったのが目を引く。
標準ズームレンズが付属しながら7万円を大きく切る価格は、これまでのニコン製デジタル一眼レフでは考えられないほどの安さだ。
それだけに、ボディー内蔵型の手ぶれ補正機構やゴミ取り機構は搭載しないが、上位モデルの「D80」や「D200」も同様に搭載していないので、D40ならではの弱点とはいえないだろう。
nikkeibp.jp - 2007年2月15日