デジカメで彗星を発見した!
デジカメでラブジョイ氏はオーストラリア東部在住のアマチュア天体観測者。積極的な彗星観測で知られ、太陽観測衛星SOHOなどの画像から彗星を見つけ出したこともある。
2004年にキヤノン300D(EOS Kiss Digital)を入手してからは、デジタル一眼レフカメラによる彗星探しに取り組み始めた。撮影と捜索に膨大な時間や労力を費やしたのはもちろんだが、撮影装置の研究にも余念がない。氏のサイトには驚くほど詳しい実験成果の数々が掲載されている。
ラブジョイ彗星(C/2007 E2)は2007年3月15日、キヤノン350D(EOS Kiss Digital N)による写真から見つかった。これはラブジョイ氏にとって(学術用観測装置に頼らないという意味で)初めての彗星発見であるだけでなく、デジタル一眼レフカメラによる世界初の彗星発見だ。
アストロアーツ - 2007年4月20日